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みんなの党の渡辺喜美代表は２０日の記者会見で、参院で小沢一郎代表率いる生活の党
と社民党による統一会派結成の動きを、「小沢さんは『切り張り新党』の先頭に立って
やってきた。いくつ政党を作り、壊したか数えたことはないが、健闘をお祈りする」と
皮肉った。

渡辺氏は他の政党を皮肉っている場合なのだろうか。代表の意見に従わない議員を追い
込み、要職から外したり離党に追い込んだりする、これが「みんな」の党の真の姿であ
るなら、おそらく今後の成長は難しいだろう。一方、皮肉られた小沢氏は最近めっきり
影が薄く、いったい何をしているのか見えてこない。民主党から引き連れてきた子分は
軒並み討ち死にし、さらに言えば政党としての存在意義が極めて希薄である。ここにき
て社民党との統一会派結成では、どん詰まりであることの証明ではなかろうか。