■

民主党の細野豪志前幹事長は２４日、国会内で自ら主宰の勉強会を開き、新たな議員
グループを年内に立ち上げる方針を決めた。事実上の「細野派」結成の動きだ。自ら
が核となり、党内の中堅・若手で野党再編を主導する狙いがある。ただ、これまで「
師弟関係」にあった前原誠司元代表との関係にはひびが入った。

民主党のホープとして期待を一身に集めてきた細野氏。今回、細野派を結成に動いた
のも、日本維新の会やみんなの党の一部議員と野党再編に動いていることも関係して
いるのだろう。海江田氏が代表として鳴かず飛ばずで、何もできないまま任期を全う
することになるであろうし、そうなると次を担うのは細野氏以外に考えにくい。その
際に民主党を母体として新党結成となるのだろうか。師匠格の前原氏がどう動くか、
その辺も気になるところだ。