自民党の末松文信沖縄県議は24日、名護市で開いた後援会会合で来年1月19日投開
票の市長選への出馬を表明した。末松氏は米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を
容認する立場で、辺野古移設反対を掲げる現職の稲嶺進氏との一騎打ちになるとみられ、
過去の同市長選と同様に普天間移設の是非が最大の争点になりそうだ。

 

移設容認派として名護市長選に沖縄県議が出馬することを受けて、仲井真知事も支持す
る考えを表明している。民主党政権がぶち壊した普天間基地の移設に向けて、前進しつ
つあるようだ。しかしながら民主党政権が残した禍根をあまりにも大きなものである。
移設反対派の名護市長が誕生したのも、鳩山元首相が普天間基地の移設を最低でも県外
とぶち上げたことが原因である。それが鳩山氏の辞任を早める結果ともなったわけだが、
その後始末は今なお続いているのだ。