小泉純一郎元首相と社民党吉田忠智党首が29日、東京都内で会談することが決ま
った。社民党が28日発表した。小泉氏は「日本は原発ゼロでも十分やっていける」
と訴えており、長年にわたって「脱原発」を掲げてきた社民党は、発信力のある小泉
氏と原発政策で連携の道を探りたい考え。会談は、21日に吉田氏側が「脱原発をめ
ぐる最近の小泉氏の発言に関心があり直接話を聞きたい」と小泉氏側に打診。小泉氏
側から「応じる」と25日に回答があったという。

 

小泉氏と社民党脱原発で連携する日が来るとは、誰が想像したことだろうか。もは
脱原発以外に縋るものが無いのか、社民党にとっては誰と組んでも構わないと言う
ことであろうか。極めて違和感があるが、小泉氏もいったい何を考えているのか。安
倍首相も困惑していることだろう。小泉氏は引退したとは言え、今なお多少の影響力
を持っている以上、安倍政権も自民党も決して看過しないはずだ。それにしても社民
党の節操のなさは反省して欲しいものだ。