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民主党の大畠章宏幹事長は２８日の記者会見で、日本維新の会の橋下徹共同代表が申し
入れた大阪都構想をめぐる公開討論について、「お受けするつもりはない。大阪のこと
は大阪の内部で検討してもらうのが適切だ」と拒否した。大畠氏は先に大阪市を訪問し
た際に都構想を公然と批判。これに反発した橋下氏が大畠氏に公開討論を呼び掛け、
「二度と政治家ができないくらい、こてんぱんにやっつける」と宣言していた。

こういうことを敵前逃亡と言うのだろう。批判するだけしておいて、公開討論を持ちか
けられると難癖をつけて拒否する、そんな姿勢が褒められるわけがない。それなら最初
から批判などすべきではないし、その資格はないだろう。自身で大阪のことは大阪の内
部で検討してもらうのが適切だ、などと言ってしまうあたりが浮世離れてしている。大
畠氏は労組の出身だけあって、批判はするものであって、されるものではないと勘違い
している節があるようだ。