安倍晋三首相は26日午前、東京・九段北の靖国神社に昨年12月の就任後初めて参拝
した。現職首相による靖国参拝は2006年の終戦の日小泉純一郎首相以来、7年ぶ
り。この日は第2次安倍政権が発足して1年となる。首相は26日午前11時半ごろ、
靖国神社に到着。モーニング姿で本殿に上がり、昇殿参拝した。靖国神社の広報担当者
によると、首相は26日、「内閣総理大臣 安倍晋三」と札をかけた花を参拝前に奉納
した。

 

「参拝については国のために戦い、倒れた方々に尊崇の念を表し、ご冥福をお祈りする
気持ちは今も同じだ」と安倍首相は語り、靖国神社参拝の意味を示した。第1次安倍政
権では、靖国神社の参拝を見送り、中国や韓国との関係改善に努めたものの、そう言っ
た配慮が通用しない国であることを、最近の中国や韓国の反日を前面に押し出した姿勢
に、いい加減悟ったのではないか。「国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に
対し、哀悼の誠を捧げるとともに、尊崇の念を表し、御霊やすらかなれとご冥福をお祈
りした」と語ったのが、安倍首相の信念と言うものであろう。