公明党井上義久幹事長は20日、名古屋市内で講演し、支持母体の創価学会
憲法解釈見直しによる集団的自衛権の行使容認に慎重な見解を公表したこと
について、「一定の見識を示された」と述べた。その上で、「党としてはこれ
から協議を自民党との間でやっていく。自公の議論、国会での議論を通じて、
国民の中に一定の合意ができていくようにしなければならない」と語った。

 

こう言った見え透いた嘘をつくのが政治家なのだろうか。創価学会の意向に従
うのが公明党であり、その逆は有り得ない。支持母体の創価学会に反対するよ
うな議員が公明党にいるとは思えず、集票力をバックに自民党との協議に当た
るのではないか。小選挙区制において、創価学会の持っている組織票は今もな
自民党にとって貴重であり、学会を敵に回してまで集団的自衛権を押し進め
ないと高をくくっているのか。極めて不快である。