民主党沖縄県連代表の喜納昌吉参院議員は31日、那覇市鳩山由紀夫
首相と会い、11月に想定される沖縄県知事選への出馬を正式に要請した。
県連の上里直司幹事長によると、鳩山氏は「持ち帰って検討する」と答えた。
喜納氏は3月にも鳩山氏に出馬を要請したが、返事は得られなかったとして
いる。県連は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する候補者とし
て、鳩山氏に出馬を求める方針を常任幹事会で決定。シンポジウム出席のた
那覇市を訪れた鳩山氏に要請書を手渡した。

 

民主党沖縄県連は鳩山氏に何の期待をしているのだろうか。元首相と言う立
場を省みず、「妄言」を繰り返して国益を損ね続けている。そのような人物
沖縄県知事選に担ぎ出す、その神経が理解出来ない。中国が尖閣諸島への
野心を隠そうとしない中、中国を利する発言を繰り返してきた鳩山氏が担が
れるようとしているのは、色々と勘繰りたくもなる。沖縄県は極めて少数派
とは言え、独立を叫ぶ勢力も存在している。中国の浸透が徐々にではあるが、
進んでいると見るべきではなかろうか。