日本維新の会の「分党」に伴う所属議員62人の行き先が5日、決定した。
橋下共同代表が結いの党と結成を目指す新党に37人(衆院31人、参院
人)、石原共同代表らがつくる新党には23人(衆院20人、参院3人)が
参加し、残る2人は無所属となる。両新党は7月にも発足し、それぞれ民主
党やみんなの党との連携を視野に野党再編を目指す。

 

分党によって、日本維新の会と言う第三極の雄は脆くも崩壊することとなっ
た。勢いだけでは政治は出来ないと言うことなのだろうが、橋下新党、石原
新党のどちらも小政党に転落し、結局は他党と連携するなり、合流するなり
規模を大きくしていく以外に道は無い。この選択が正しかったのか、いずれ
明らかになるだろうが、日本維新の会とはいったい何だったのか、そう語ら
れる日が近い将来来ることだろう。