民主党は4日、政権奪取に向けた道筋を示す「党改革創生本部」の初会合を
党本部で開いた。海江田氏が党再建にリーダーシップを取る姿勢を示すこと
で、党内にうずまく「海江田おろし」をかわす狙いがある。海江田氏は会合
で「統一地方選まで時間的猶予はない。会議で出た方向性はただちに実行す
る」と述べ、15年9月の任期満了まで続投する意欲を示した。

 

海江田氏が今も民主党代表の座に居座っていられるのは、他になり手が無い
と言うのが正直なところではないか。仮に「海江田おろし」をしたところで、
誰が民主党の代表になろうと思うのか、極めて疑問である。それにしても、
党改革創生本部などと言う大そうな名前を付ける必要はないだろう。統一地
方選でも民主党が大敗すれば、地方組織はズタズタとなり、再生どころか、
壊滅が現実的なものになってくる。