日本維新の会の分党後に新党を結成する石原慎太郎共同代表らは11日、初
の新党設立準備会全体会議を国会内で開き、党名策定や結党大会準備など6
委員会を立ち上げた。党名はメンバーが12日に案を持ち寄って議論を本格
化させる。新党結成までの暫定的な人事にも着手する方針だ。「石原新党
には23人が参加する予定。7月末の発足を目指しているが、11日の会合
では前倒しを求める意見が出たため、準備会で可能か検討する。

 

日本維新の会から分党し結成される石原新党。結局、旧太陽の党が拡張され
た格好で再スタートとなる。さらに、石原新党に参加する議員の一部はその
後、国会内でみんなの党の有志とともにつくる「自主憲法研究会」の会合も
開いており、石原色を鮮明にしている。23人と言う人数が多いか少ないか
で言えば、少ないのは間違いないが、石原氏と志を共にする少数精鋭とも言
えるのではないか。みんなの党と共に自民党に接近していくのか、今後の動
きを注視したいところだ。