民主党玄葉光一郎前外相は12日午後、福島県石川町で開いた後援会会合
であいさつし、低迷する党勢を念頭に「党員・サポーター投票を含めた代表
選をこの秋にもやり、再スタートを切るのが手っ取り早い」と述べ、来年9
月の海江田万里代表の任期満了を待たずに代表選を前倒し実施すべきだとの
認識を改めて示した。

 

玄葉氏、前原氏、野田氏、岡田氏、安住氏、枝野氏を総称して6人衆と呼ぶ
らしいが、海江田体制と距離を置いて傍観者に徹してきた。玄葉氏は「今の
執行部に1年前の約束をしっかり守ってもらい、党員・サポーターを含めた
代表選を秋にでもやって、党の再スタートを切るのが一番手っ取り早い」と
語ったものの、では誰が次の代表に名乗りを挙げるのだろうか。6人衆は民
主党政権で閣僚を務めた面々である。誰が代表になっても、それ相応の批判
は免れないのではないか。