日本維新の会から分党し、8月に新党「次世代の党」を結成する石原慎太郎
衆院議員らのグループは24日、国会内で全体会議を開き、新党の綱領と基
本政策、規約を決定した。綱領は、石原氏がこだわる「自主憲法」の制定を
盛り込み、保守色の強い内容となった。綱領は、「自立」「新保守」「次世
代」を理念に掲げた。国力の停滞の原因は憲法にあるとして、「国民の手に
よる新しい憲法、すなわち自主憲法を創り上げる」とうたった。

 

日本維新の会から分党し、結成される次世代の党。面々を見る限り次世代と
言って良いのか、怪しいところだが、とことんまで保守色を前面に押し出す
ことだろう。高齢の石原氏がどこまで政治家を続けられるか、それが次世代
の党の限界ではないか。次を継ぐであろう平沼氏にしても、同じく高齢であ
ることがネックとなる。自主憲法の制定など、短期決戦で片付けられるとは
思えず、正に次世代の議員を育てられるか、それが石原氏の役目ではないか。