自民党沖縄県連は26日、議員総会などを開き、任期満了に伴う知事選に仲
井真弘多知を擁立する方針を全会一致で決め、仲井真氏に3選出馬を要請し
た。仲井真氏は「県民のため知事選に向け頑張ると決意した」と受諾。来月
7日に記者会見し、正式表明する予定だ。

 

自民党県連幹事長を務めた保守系ながら辺野古移設反対を訴える翁長那覇市
長は野党推薦で出馬するとされ、保守分裂が決定的となりそうだ。普天間
地の移設が進むか、この県知事選の結果が大きく影響してくる。それだけに
安倍政権としても負けられない戦いであり、オスプレイ佐賀空港での運用
などが負担軽減策として挙げられたのだろう。唐突感のある案だが、仲井間
氏への援護射撃になったのか。その辺は良く分からないところだ。