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日本維新の会から分党する橋下徹、石原慎太郎両氏のグループの分党手続き
に関する協議が３０日終了した。橋下氏グループの松野頼久国会議員団代表
が記者団に明らかにした。３１日に党本部のある大阪府の選挙管理委員会に
解党届を提出する。これを受け、橋下氏系は現党名を引き継ぐ新党「日本維
新の会」を、石原氏系は「次世代の党」をそれぞれ８月１日に結成。橋下氏
はさらに、結いの党との９月の合流を目指す。

いったい日本維新の会とは何だったのか。いつかそう語られる日が来るので
はないか。橋下氏は結いの党との合流を目指しているようだが、合流にあた
り「維新」の看板を下ろすよう要求されており、すんなりと合流は決まりそ
うにない。日本維新の会の出自を考えれば、そう簡単には下ろせないであろ
うし、ここで妥協が出来ないようなら、結いの党は維新の会とやっていくこ
となど出来はしない。結いの党との合流が決裂すれば、何のための分党だっ
たのか、それすら怪しくなってくるだろう。