航空幕僚長田母神俊雄氏が近く新党を設立する意向であることが22日、分かった。
西村真悟衆院議員も参加する考え。10月1日発売の雑誌「正論11月号」に掲載され
る対談で両氏が明らかにした。田母神氏は対談で、新党設立について「近いうちに必ず
動き出す」と明言。「自民党の右側にしっかりと柱を立てる政党、健全野党が必要だ」
としている。西村氏も「一緒にやる」と応じた。

 

何でも反対の野党ではなく、是々非々で与党と対峙する野党が必要なのは間違いない。
社会党のように自身で過半数の候補を立てることなく、野党第一党として対決姿勢を
見せるだけで満足していては話にならない。それ故に旧社会党は姿を消したのであって、
野に下った民主党も同じような轍を踏もうとしている。そこに割って入ろうとするのが
田母神氏の新党なのだろうが、どこまで受け入られるかは怪しいものである。間違いな
く極右のレッテルを張られるであろうし、簡単には浸透できないだろう。