航空幕僚長田母神俊雄氏と西村真悟衆院議員(無所属)は25日午後、国会内で
記者会見を開き、新党「太陽の党」の結成を表明した。西村氏が代表、田母神氏は代
表幹事兼国民運動本部長にそれぞれ就いた。当面、国会議員は西村氏1人だが、次期
国政選で党勢拡大を狙う。会見には次世代の党の石原慎太郎最高顧問も同席した。

 

田母神氏が立ち上げた新党は石原氏が代表を務めていた「太陽の党」を継承する形で
運営する。主要政策は、憲法廃棄と自主憲法制定、国軍の創設、拉致被害者の救出、
真の歴史観主張と日本の名誉回復、家族の復活、移民受け入れ反対、外国人参政権
対、原発再稼働、消費税10%凍結、相続税廃止を掲げている。保守政党としての立
場を前面に出しているのだが、どこまで支持を広げられるだろうか。次世代の党の分
派とすれば、余計に田母神氏の立場が良く分からなくなってくる。