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安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が３０日午後、衆院本会議で
始まった。最初に質問に立った民主党の海江田万里代表は、安倍政権の経済政策に
ついて「アベノミクスの企業利益最優先の政策は間違い」と批判。首相が演説で集
団的自衛権の行使容認や安全保障法制の整備に言及しなかったことも追及し、対決
姿勢を鮮明にした。

海江田氏は「経済最優先で政権運営にあたる」という首相の主張に対し、「一時的
な成長のために格差の固定化、拡大を容認する政策は、国民の暮らしを守る責務の
放棄」と批判している。それでは、民主党政権が国民の暮らしを守る責務を果たし
ていたのか、それを考えて欲しいものだ。自身も経済産業相を務めていたと思うが、
異常な円高が放置され、輸出企業に大打撃を与えた。また、数々の公約を破ったこ
とも裏切りではないのか。それ故に民主党政権は崩壊したのだ。安倍政権を批判す
る前に自己批判でもしたらどうか。