安倍晋三首相は28日の衆院本会議で、宮沢洋一経済産業相が代表を務めていた政党
支部が外国人が50%超の株式を保有する企業から寄付を受けていたことについて「
速やかに寄付を返金したと承知している。識見、能力を生かして引き続き邁進してい
ただきたい」と述べ、辞任は不要との考えを示した。

 

安倍首相は「政治とカネ」の問題に関しては「個々の政治家が国民から信頼を得られ
るよう自ら襟を正し、説明責任を果たしていかなければならない。常に国民目線に立
ち、不断の努力を行っていくべきものだと考えている」とし、宮沢氏を更迭すること
は否定している。こうまで政治とカネの問題が噴出するのは、いったい何故なのだろ
うか。いわゆる身体検査が甘かっただけなのか、極めて疑問である。国民の代表であ
る政治家は襟を正して、初めて政治に携われるのだ。