毎日新聞は14日の衆院選投開票を控え、9、10両日に全国世論調査を実施した。
衆院比例代表の投票先は自民党が35%、民主党が11%、維新の党が10%だった。
自民、公明両党による過半数維持を望む人も5割を超えており、安倍晋三首相の経済
政策「アベノミクス」の継続を訴える自民党が優位を保っている。

 

少なくとも、この世論調査を見る限りでは野党はまったく太刀打ちできていない状況
にあるようだ。与党と野党が拮抗した方が良い、との意見が多く見られるものの、投
票先の実態は自民党が圧倒している。これは何故なのだろうか。それだけ野党に魅力
が無いと言うことの証明かもしれないが、消去法で自民党が選ばれているだけかもし
れない。反撃の糸口を見付けられないまま、選挙は終盤戦を迎えている。終わってみ
れば、与党の圧勝では野党の存在意義は無い。