民主党桜井充政調会長は31日、民主党代表選(1月7日告示・18日投開票)
への出馬を断念することを決めた。立候補への意欲を示していたが、必要な20人以
上の推薦人を確保できなかった。桜井氏は31日、東京都内のホテルで、代表選に出
馬する細野豪志元幹事長と会談し、支援する考えを伝えた。会談には、松本剛明元外
相や、松原、大島両衆院議員も出席し、いずれも細野氏の支持に回ることで合意した。

 

桜井氏は細野氏を支持する理由について「民主党には暗いところがあり、イメージを
変えていかなければならない。明るく、元気に党を再生できるのは細野氏だ」とした
わけだが、民主党の暗い部分は労組系の議員や旧社会党系の議員によるものが大きい
のではないか。こう言った面を変えていくには、労組の影響を断ち切る以外に無いが、
連合の支援が無ければ民主党などすぐに消えてしまう政党である。イメージを変える
には政党の根本を変えるしかない。そう言った矛盾の解消には、野党再編しかないの
ではなかろうか。