生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢代表は1日、東京都内の自宅で、親しい
国会議員らを集めた新年会を開いた。出席者によると、小沢氏は、「野党がバラバラ
に戦っても全く意味がない。大同団結を目指すべきだ」と述べ、自公連立政権に対抗
するため、野党が結集する必要性を改めて強調した。新年会には、民主党鈴木克昌
小宮山泰子衆院議員や、維新の党の松木謙公木内孝胤衆院議員ら、小沢氏と関
係が深い他党議員も含め約50人が出席した。

 

小沢氏は新年会で「野党がしっかりして、あぐらをかいている自民党をやめさせよう」
などと呼びかけたらしいが、それが山本太郎氏との合体なのだろうか。党名について
「批判的な声もあるが、好意的な反応も多い」と言うものの、政党要件を満たすため
だけの野合に過ぎない。大同団結をして誕生したのが民主党だったはずだが、自身で
壊してしまったことを忘れたのだろうか。おそらく、小沢氏と組もうとする政治家は
いないのではないか。民主党政権が迷走した際、小沢氏はいったい何をしていたのか。
党を牛耳れれば、それで良かったとしか思えないのだ。