民主党代表選は7日告示され、長妻昭厚生労働相細野豪志元幹事長、岡田克也
表代行の3氏が届け出る見通しだ。長妻、細野両氏の陣営が6日、選挙対策本部を発
足させるなど、支持呼びかけが本格化した。代表選は18日の臨時党大会で投開票が
行われる。党本部選管による抽選で、告示の届け出は長妻、細野、岡田各氏の順番に
なることが決まった。

 

長妻氏は「党がリベラルでまとまる選挙戦にし、党の立ち位置をはっきりさせたい」
、細野氏は「候補者同士の政策論争だけでなく、安倍政権に挑戦する選挙としたい」、
岡田氏は「もう一度政権を担える民主党にしたい」とそれぞれ決意表明をしたわけだ
が、果たして民主党代表選は盛り上がるのだろうか。衆院選で惨敗を喫し、代表の海
江田氏が落選すると言う憂き目にあった。これ以上、党勢が落ちることはないと考え
ているようなら、それは甘いと言わざるを得ない。