民主党代表選は7日告示され、長妻昭厚生労働相細野豪志元幹事長、岡田克也
表代行が立候補を届け出て、3氏による争いが決まった。この後、3氏は党本部で共
同記者会見に臨み、党再生へのそれぞれの決意を表明。18日の投開票に向け、選挙
戦がスタートした。代表選は、辞任する海江田万里代表の後任を選ぶために行うもの
で、党員・サポーターも参加する。

 

やはり注目を集めるのは、3氏の政界再編の捉え方ではないか。維新の党との合流を
目論んでいた面々もいるはずだが、長妻氏は「政策がかなりかけ離れている」、細野
氏は「党として一緒になるのは現実的には難しい」、岡田氏は「現時点で一緒になる
ことは到底考えられない」と全面否定した。少なくとも細野氏は政界再編に乗り気だ
ったはずだが、支持を集めるために頬かむりをしているのか。立ち位置がはっきりし
ないのは、疑問である。