18日に投開票される民主党代表選を前に、時事通信は10日、同党所属国会議員の
支持動向を探った。それによると、細野豪志元幹事長と岡田克也代表代行が伯仲、長
妻昭元厚生労働相が追う展開となっている。ただ、今回は、全体の6割以上を占める
党員・サポーター、地方議員の票の行方が結果を左右することから、各陣営は党員ら
の支持獲得に全力を挙げる。

 

代表選は、計760のポイント制で争われる。内訳は、党員・サポーター354ポイ
ント、地方議員141ポイント、国政選挙公認予定者1ポイント、国会議員264ポ
イントと言う内訳なのだが、国会議員のポイントが党員・サポーターのポイントを下
回ることは、民主党の現実を示しているのではないか。壊滅的な打撃を蒙っただけに、
党勢の回復はままらない状態である。保守とかリベラルで代表選を戦っている場合な
のだろうか。本当の意味での挙党一致を実現しないことには、民主党はいつまで経っ
ても支持率は低空飛行を続けることであろう。