民主党は17日の常任幹事会で、2015年度の活動方針案を決めた。選挙対策につ
いて、来年夏の衆参同日選を想定し「衆院選候補者の擁立作業など、準備を前倒しで
進める」と明記。公募を実施し女性や新人候補を積極的に擁立していく方針を示した。

 

そもそも今の民主党に魅力を感じる新人候補はいるのだろうか。有望な候補は勝てる
政党からの立候補を望むであろうし、よほどのことが無いと民主党で戦おうと考える
ことはないだろう。労組の組織内候補ばかりでは、政党としての魅力を欠き、党の再
生など覚束ない。このタイミングで衆参同日選となった場合、さらに壊滅的な打撃を
蒙ることになるのではなかろうか。