社民党は16日、東京都内で全国代表者会議を開いた。来年夏の参院選を「政党要件
を失う可能性が高い危機的状況にあり、あとのない闘い」と位置付け、「改選2議席
死守を基礎に議席増」を図るとする目標を掲げた。比例代表では11人以上を原則的
に擁立し、250万票以上の獲得を目指す。

 

社民党衆院2人、参院3人の計5議席で、ギリギリで政党要件を満たしている状態
である。次期参院選では吉田党首と福島前党首が改選を迎えるわけだが、比例名簿に
名前を連ねるだけであろうが、何にしてもこの2議席を確保しないことには、政党で
すら無くなってしまう。この危機感が良い方に働けば良いが、今の社民党には無理だ
ろう。ここまで議席数を減らしたのも、護憲の看板だけで戦おうとした無策にある。
時代の流れを読むことが出来なかった以上、仕方ないだろう。