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衆院予算委員会は３日午前、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し集中審議を行った。
首相は、国から補助金を受けた企業からの献金問題が閣僚に相次いで発覚している
ことに関し、「現行法制度で問題が生じないように何ができるのか、規制そのもの
の在り方はどうあるべきか各党各会派で議論をしていただくべき問題だ」と述べ、
規制の明確化に向けた与野党の協議を促した。

今回の国から補助金を受けた企業からの献金問題は、自民党だけに留まらず、野党
にも広がりを見せている。民主党の枝野幹事長、岡田代表が代表を務める政党支部
に国の補助金交付が決定した会社から政治献金があり、違法性はないとの認識を示
しているわけだが、こうなると現行法制度に問題があるとしか思えない。ここまで
露骨に献金を集めようなどと思う政治家がいると考えにくい。制度そのものを正す
以外に道は無いだろう。