3月に国会を病欠した直後に旅行に出たとの指摘を受けている維新の党の上西小百合
衆院議員(比例近畿)は3日夜、大阪市内で記者会見し、15日に京都府宮津市に公
務で訪れたことを認めた上で「旅行に出かけた事実は決してない」と述べた。大阪維
新の会代表の橋下徹大阪市長も同席し、終始不機嫌そうに説明を聞き入った。

 

今回の会見を受けて、橋下氏は明日の昼には結論を出すと語ったわけだが、橋下氏の
表情からはすでに結論が出ているように見えたのは気のせいだろうか。議員辞職の勧
告まではいかないにせよ、相応の処分は下るのではないか。橋下氏が邁進してきた大
阪都構想もいよいよ大詰めの中、この手のスキャンダルで気勢を削がれたくないこと
だろう。不機嫌そう、ではなく不機嫌だったのではなかろうか。