地域政党大阪維新の会は4日、維新の党の上西小百合衆院議員を除籍処分にすると
発表した。上西氏を巡っては、体調不良を理由に3月13日の衆院本会議を欠席しな
がら、その日のうちに地元・大阪へ帰っていたことなどが明らかになっていた。大阪
維新の橋下徹代表は4日の街頭演説で、「国会議員としての言動に問題がある」と処
分理由を説明した。上西氏は衆院大阪7区を地盤とし、大阪維新にも所属している。

 

橋下氏は一度辞職して、次の選挙で維新の党から出直したらどうかと提案したようだ
が、一方の上西氏は「議員の身分は法に触れない限り奪われない」「それだったら除
籍で結構です」と拒否し、今回の処分となったようだ。維新の党のお膝元である大阪
を地盤とする議員が、この低レベルでは話にならないだろう。早々に切り捨てても、
維新の党にとっては、それほどのダメージにはなるまい。