安倍首相は21日、東京・九段北の靖国神社の春季例大祭(21〜23日)に合わせ、
神前に供える真榊を奉納した。真榊は「内閣総理大臣 安倍晋三」名で、真榊料5万
円は私費で納めた。首相周辺によると、春季例大祭期間中の参拝は見送る方向という。

 

戦後70年を迎えるにあたり、安倍首相としても中韓への一定の配慮は示しておこう
との判断から、参拝を見送ったのだろう。すでに靖国神社への参拝はしており、一応
のアリバイは作ったため、今後安倍首相が参拝することはそうそう無さそうだ。真榊
の奉納だけで済ませるにしても、中韓は反発するのだから、堂々と参拝しても問題は
無い気がしないでもないが、微妙なバランス感覚が求められている。