共産党統一地方選で国政選挙に続き勢力を伸ばし、支持層拡大に自信をみせている。
統一選の41道府県議選では前回の80から111に議席を増やし、議席がない都道
府県議会を初めて解消。市議選などでも堅調だった。来年夏の参院選に勢いを持続さ
せたい考えだが、党員数や機関紙「しんぶん赤旗」の発行部数は回復基調に転じてい
ない。党広報部などによると、平成26年1月に約30万5千人だった党員数は現在
約30万人。

 

赤旗は日刊紙と日曜版を合わせた部数は23年の統一地方選時と比べると、10%程
度減ったとされ、必死で拡販を続けているようだが、なかなかに厳しい状況のようだ。
付き合いで日曜版だけ取っている人もいるであろうし、本気で共産党の支持者として
活動している人など数が少ない。民主主義・資本主義の国家に住まう以上は、共産党
の掲げる政策にまともに賛同出来る人の方が少ないことだろう。それでも議席を伸ば
せたのは、自民党以外の消去法として選ばれたい過ぎない。