内部告発、お待ちしています」
こんな自社広告が載っている雑誌には、いわゆる怪文書の類が満載である。
あくまで読み物として読めば非常に楽しい、当事者から見ればろくでもない
ヨタ話が、まぁ大半であろう。

 

特定の人間を攻撃する文書から、社長に愛人がいるだの、今流行の虚偽記載
であったり、会社や個人を貶める内容だけに真実であれば大変なことになる
わけである。こういった文書は関係者には満遍なく(真実・虚実であれ)送
りつけられる非常に厄介なものだ。

 

笑って済む、わけでもないのが社会である。ただ、怪文書一枚で会社の悪い
部分が正されるのであれば、それはそれで許されるべきことではなかろうか。
見て見ぬふりは思わぬ落とし穴を生むことをお忘れなきように。