韓国の盧武鉉大統領が、植民地時代の独立運動を記念した式典で、日本に「謝罪」
と「賠償」を求めた。これは正に妄言中の妄言である。昨年7月、大統領は日韓
首脳会談後の記者会見で、過去の歴史問題は「任期中には公式に争点として提起
しない」と明言しており、前言を翻した格好だ。

 

韓国の大統領と言う立場で、公式に我が国に「謝罪」と「賠償」を求めるのであ
れば、政府も当然これに反論すべきで、妄言は妄言であるとはっきりさせるべき
であろう。1月に公開された日韓条約の外交文書に明記(※)されている通り、
補償については、解決済みである。文書を公開しておいて何を言っているのだろ
うか、本当に理解に苦しむ発言だ。

 

整形手術している暇があったら、自分の言ったことを少しでも思い出したらどう
だろうか。いわゆる従軍「慰安婦」の皆さんも、補償についてはまず韓国政府に
訴え出て欲しい。道義的責任が云々言う前に、外交文書の重みというものを理解
すべきである。

 

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20050117k0000e030069000c.html