TBSの公式ホームページのコラムで毎日、読売、朝日の各新聞からの盗用が
明らかになった件で、同局の午後10時54分からの「筑紫哲也NEWS23」
では番組の最後のニュースで、事実関係のみを伝えた。編成制作本部スポーツ
局担当部長(47)が盗用を行い、さらに外部ライターに責任を転嫁させてい
たことに対する論評は一切なく、そのままエンディングとなった。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-050512-0001.html

 

以上、日刊スポーツよりの転載であるが写真のキャプションが「TBSの盗用
事件で論評を避けた、日本を代表するジャーナリストの筑紫哲也氏」となって
いるのが笑いを誘う。「日本を代表するジャーナリスト」が記事の盗用につい
て踏み込まず、事実関係を伝えるに終始したとはどういう了見なのか。それを
語る資格がないのなら、さっさと「筑紫哲也NEWS23」の看板を下ろすべ
きだろう。

 

日本のキャスターはとかく知識が浅く偏りがちであると批評されるが、いざと
言う時にだんまりを決め込む姿勢は問題外である。「TBSは死んだ」と過去
に言い放った筑紫氏であるからこそ、言うべきことがあるのではないか。まっ
たくもって残念の極みである。「筑紫哲也は死んだ」とならぬようお気をつけ
て・・・(もうとっくに手遅れであろうが)