長崎県対馬沖の日本の排他的経済水域内で韓国漁船対馬海上保安部の検査を
拒否して逃走した事件で、海上保安庁韓国海警察庁は2日、漁船側が漁業
法違反容疑を認めることを条件に、漁船と船長の身柄を日本側に引き渡さない
ことで合意。両国の船艇が韓国のEZZ海域でにらみあう異常な事態は発生か
ら約40時間を経て解消されることになった。

 

検問に応じず、逃走しただけでなく接舷して乗り込んだ海上保安官2人を乗せ
たまま韓国側の排他的経済水域に逃げ込むとは正に海賊行為そのものである。
海上保安庁韓国海警察庁は2日、漁船側が漁業法違反容疑を認めることを
条件に、漁船と船長の身柄を日本側に引き渡さないことで合意がなされたよう
だが、韓国側は「漁船は侵犯したが冷凍器の故障で操業できる状態ではなかっ
た」とも発表し、さも違法性が無いと言いたげなのが気になる点だ。

 

韓国内では竹島や教科書問題に絡んで、我が国が韓国に対してのみ取り締まり
を強化していると「誤解」しているようだが、この海域で違法行為を働く可能
性が一番高いのは、韓国ではないか。それ故に韓国籍の船が取り締まられるの
だから仕方あるまい。反省すべきは違法行為を働いた韓国漁船にある、その点
誤りなきように。