外務省は13日、韓国海軍が新たに建造した大型輸送艦の名称を「独島」と命
名したことについて、近く在韓国日本大使館を通じて韓国側に強く抗議する方
針を決めた。外務省は輸送艦への命名を事前に把握していた。細田博之官房長
官はこれに関連し13日午前の記者会見で「命名しないようこれまで強く申し
入れてきた。極めて遺憾だ」と述べた。

 

竹島の実効支配を韓国が続ける限り、常に韓国と我が国の間には諍いは続くこ
とであろう。その諍いをなるだけ小さなものに抑え込むことが、韓国にとって
得策なはずであるが、まぁこの有様である。輸送艦を“軽空母”であると囃し
立てる韓国マスコミに対し、日本のマスコミは想定通りだんまりを決め込んで
いる。日頃、我が国が中韓のマスコミに軍国主義の復活・台頭などと「妄言」
を言われ続けているのとは対照的である。

 

同艦のカタログデータは全長199メートル、幅31メートルで、最大速力は
23ノット。ヘリコプター7機や戦車6台のほか最大720人の上陸兵力を輸
送出来るとのこと。韓国海軍は同艦の基本任務は上陸作戦兵力や装備の輸送だ
と説明しているが、韓国軍の軍備としては強大すぎて必要性に疑問の声もある
のも事実なのだ。ただの国威発揚のためであるなら、正に無駄な出費に終わる
だけであろう。無用の長物とはこの事なり。