大田原市教委の扶桑社版歴史、公民教科書採択を受け、県北の女性活動家らが
18日、「扶桑社教科書採択にとまどう親の会」を設立した。矢板市成田の山
口睦子代表宅に10人が集まった。同会は採択撤回を求める大田原市内の組織
と連携し、今後勉強会を開く。山口代表は「同社の旧版と他社教科書の比較な
どで問題点を学びたい。賛成派を会に招いての討論も検討している」としている。

 

ソースは下野新聞であるが、団体名の「扶桑社教科書採択にとまどう親の会」
を見たら、うかつにもこちらがとまどってしまった(苦笑)。検定に合格した
れっきとした文科省お墨付きの教科書を、大田原市教育委員会が採択したとこ
ろで本来は何の問題はないはずなのだが、わざわざ問題にしたい連中がまたぞ
ろ出てきたようだ。記事を読む限りでは、大田原市に住んでいて、そこの公立
校に子供が通っている親というわけではなさそうだが・・・活動家って奴は本
当に時間だけはたくさんあるようで、何とも羨ましいことよ。

 

教育委員の家に脅迫電話をしたり、中傷のビラをまいたりしない真っ当な勉強
会だけで済むなら、それはそれで結構なのだが、果たしてどうなるか。どうに
もこの手の連中のやることは理解に苦しむ。賛成派を会に招くと言っても、た
だの糾弾会にならないか、と他人事ながら心配しておくか。