商工団体メンバーらでつくる「県民要求実現熊本県連絡会」の永松勝俊会長ら
は5日、熊本市教委を訪れ、「新しい歴史教科書をつくる会」が主導して編集
した扶桑社の中学校歴史・公民教科書を不採択にするよう求めた。同会は、県
商工団体連合会や新日本婦人の会などの有志約60人が参加。メンバーが7月
中旬から今月5日にかけて県内の全市町村を訪ね、「扶桑社の日本の侵略戦争
を美化した歴史教科書や人権をゆがめた公民教科書の不採択」を求めた要請書
を各教育長に提出したという。

 

 
永松会長は「日本が一番仲良くすべきはアジア諸国。関係が悪化しないよう、
扶桑社の教科書は採択するべきではない」と話した。左翼に残された唯一の砦
かつ4年に一度のお祭り騒ぎである教科書採択は、彼等の異常性をただただ世
間に見せてくれる本当に「良い」機会である。激烈な抗議活動がマスコミが報
じないこともあり、本当の市民に彼等の正体が明らかになることは無いにせよ、
どう見ても扶桑社版の教科書を不採択にしようと言う一部マスコミの動きには
辟易するばかりである。
東京新聞 【『つくる会』教科書攻防】

 

これだけ扶桑社版の教科書が話題になるのは「問題がある」のではなく、「問
題がある」ように報道している連中がいるからだ。さも一般市民が教育委員会
に子供のため、近隣諸国のためなどと大義をぶち上げて不採択を働きかけてい
るように見せているが、実態は一般市民などではないのだ。侵略戦争の美化と
言うが、どの部分が美化なのか明らかにすべきであろう。慰安婦の記述を問う
なら全教科書会社に問え、矛盾だらけの行動に大義などない。