60年前の今日、我が国は大東亜戦争において連合国に敗れた。何百万と言う
人々が倒れ、そして残された人々は天皇陛下玉音放送の前にただただ泣き崩
れたことであろう。その後、幾多の苦難を乗り越え我が国は世界に誇る経済大
国となったわけであるが、万事が全て良かったとも言えないのもまた事実であ
る。特に戦前の我が国は全てが悪かった、としか断罪出来ない盲目の徒がいる
限り靖国に眠る英霊達に申し訳ないばかりである。

 

敗戦より60年と言う節目の年であり、俺も初めて8月15日に靖国神社を訪
れることとした。正直、あれだけ多くの人が参拝に来られているとは予想は出
来なかった。これは如何にマスコミの報道が歪められてきたか、この一点に尽
きるわけである。靖国神社軍国主義の象徴、が一部マスコミの方程式だが、
そのような施設に老若男女問わず大勢の方々が英霊達に会いに酷暑の中、足を
運んでいる事実。神門から拝殿に行くまでに1時間ほど要したが、お年をめし
た方は暑さに倒れられながらも、参拝を果たしていた。

 

そこまでする価値が靖国神社にはあるのだ。テレビや新聞と言うフィルターを
通した姿でしか見ていない人々は、いまいち理解の出来ないことかもしれない
が、少なくとも与えられた「情報」でしか判断出来ないことなら、靖国神社
ついて下手な主張をすることは恥をかくだけであろう。決して右翼団体や一部
の奇特な人だけが来る場所ではない、それだけは知って欲しい。これは紛れも
ない事実なのだから。