綿貫民輔氏を代表に結成された「国民新党」であるが、早速ホームページがア
ップされたようなので、チェックしてみたところ、ついアドレスに目がいって
しまった。なぜドメインが「www.kokumin.biz」なのだろうか。「.jp」の方が
「国民」と名乗るからには、相応しいはずだが。郵政を守りつつ、ビジネスラ
イクな党運営を心がけようと言う深い意味でもこめられているのか、と少々勘
繰りたくなるアドレスである。

 

1.国民の声を聞く、1.国民の命を守る、1.国民の幸せをつくる、1.国
民のために働く、1.あたたかい政治をおこなう、が国民新党の選挙公約らし
いが、「非常」にわかりにくいスローガン的な公約だ。あたたかい政治とは如
何なる政治なのか、政治家が和気藹々と国民と触れ合う政治があたたかいこと
なのか、そもそも議員や公務員が国民のために働くのは当たり前である。それ
が実現出来ていないのが、我が国の現状であるならほんの少し前まで各政党に
いた国民新党所属の議員も同罪である。

 

なにぶん時間のない中、ホームページもそれ相応の出来栄えであるが、メンバ
ーの一部が知らないまま、計13項目の「基本政策・基本方針」が掲載されて
混乱するなど、政策を練り上げる作業は途中段階とのこともあり、まだまだ全
容が見えていないのも事実である。どれだけ小泉首相の放った刺客、さらに民
主党相手に何処まで善戦出来るか、その真価が問われている。
【国民新党(国民)ホームページ】