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ＣＭでも流されている「ホワイトバンド」、３秒に１人、子供が貧困で亡くな
っている。この状況を変えるには物資やお金ではなく、政策の転換であるとい
う事を趣旨に動いているプロジェクトとして、世界中でも行われているらしい。
日本では『ほっとけない　世界のまずしさ』としてこのプロジェクトに参加し
ており、スポーツ選手を始め著名人が率先して「ホワイトバンド」をつけるこ
とで、かなりの売り上げを記録しているようだ。
【ほっとけない　世界のまずしさ】

ただ、これは上記のホームページを見て分かるように募金を目的としたもので
はない。チャリティーではなく「貧困をなくす政策をみんなで選択する」意思
表示の証だと言うのだ。売り上げは「世界の貧困をなくすための活動」につい
てと言う漠然とした活動に使われる。店頭でこの「ホワイトバンド」が置いて
あっても売り上げがどのように使われるのか全く情報が無い。テレビＣＭ等も
同様である。そんな先の見えない活動に使われるくらいなら募金箱に「ホワイ
トバンド」の代金である３００円を入れた方がマシと思う人も多いのではない
か。大義のため敢えて誤解も恐れぬプロジェクトであるのかもしれんが・・・ホワイトバンドの売り上げは、このキャンペーンを展開する費用に使われるこ
とにもなろうが、ＮＧＯとは無関係のＰＲ企業である「サニーサイドアップ」
が我が国の「ホワイトバンド」を仕切っているため、キャンペーン費用その他
は結局のところ、ここで消えることになるのではないか。貧困の撲滅を訴えつ
つも営利企業の懐を満たしているのでは、市民の浄財も浮かばれまい。これら
の狙いに気が付いた方々が様々なまとめページを立ち上げてくれている。いか
がわしいキャンペーンには徹底的に戦わざるを得まい。
【ホワイトバンドの問題点】