福田康夫官房長官は12日、兵庫県姫路市で開かれた公明党議員のパーティ
ーで、同党が求める国立戦没者追悼施設について「タイミングを見ないといけ
ない。世の中がもう少し落ち着いた時期を選ぶべきだ」と述べ、対外圧力で建
設したとの印象を与えかねない現時点での具体化は望ましくないとの認識を示
した。タイミングを見れば見るほど、この国立追悼施設なるものの存在意義が
薄れていくことに間違いは無い。あくまで中韓の要請と言う外圧による建設で
しかないのだから、それは当然であろう。

 

外圧で建設したとの印象は、どのタイミングで造ろうとも国民に持たれるのは
避けようも無く、公明党の意向で造るような代物でもないはずだ。落ち着いた
時期にこっそりと造ろうとでも言うのなら、そもそも建設する必要性はない。
靖国神社と言う国民の中で追悼施設と位置付けられているものが存在する中で
国家主導で新たな追悼施設など造ったところで、国民は間違いなく行かないで
あろうし、それこそ税金の無駄としか言いようが無いのである。望んでもいな
いものを造られては黙ってはいられない。