韓国青瓦台の鄭泰浩報道官は11日、北朝鮮のミサイル発射を受け日本の
閣僚らから先制攻撃論が出ていることに関連し「日本の侵略主義的傾向を
示したもので深く警戒するしかない」と厳しく批判した。李炳浣大統領秘
書室長を中心に開かれた会議のブリーフィングの中で語った。会議の終わ
りごろには盧武鉉大統領も出席、日本の閣僚らの発言に強く対応していく
との方針について報告を受けたという。日韓は小泉純一郎首相の靖国神社
参拝や竹島問題などで対立が続いているが、ミサイル発射への対応でも立
場の差が鮮明になり、北朝鮮問題をめぐる協力関係が崩れ対立が次第に顕
著になっている。

 

親北を最後まで貫くつもりなのか、盧武鉉政権は反日を原動力として利用
するだけ利用し、国民からは統一地方選でそっぽ向かれたにも関わらず、
我が国のちょっとした発言の言葉尻を捉えて、全く意味の無い批判を繰り
返している。本当に北朝鮮を思うのであるなら、ミサイル発射を受けてそ
れ相応の注文は付けるべきであろうし、まるで北朝鮮のスポークスマンの
ような発言も控えるべきだ。事前通告も無しにミサイルを連続して発射す
るなどまともな国家のとる行動ではなく、それを批判せずに我が国にその
鉾先を向けるなど言語道断だ。

 

我が国の閣僚から出た先制攻撃論にしても、我が国は現在その装備も持た
ず、今すぐに導入出来るような代物ではない。さらに言えば我が国対して
明確な攻撃意図を示さないままミサイルに燃料を注入したところで、それ
を事前に叩くことは先制攻撃と言うよりは、韓国が言う侵略主義的行為と
なるのかもしれない。そのような選択肢もあるのだと明確な意思を示す、
当然なことを韓国に言われる筋はそもそも無いではないか。ある意味、北
と南は我が国に対しては連携をとっているのかもしれない。