日本で勤務する外国メディアの記者らで構成する日本外国特派員協会の会
員約10人が24日、日本と韓国が領有権を主張している竹島訪問に韓国
側から出発、ソウルの外交消息筋によると同日午後到着した。同筋による
と、参加者は日本人記者2人のほか、米国人、英国人、イタリア人、ドイ
ツ人らで、韓国の海洋警察の船舶を利用。一行は23日までに韓国東部の
東海市に集合し、24日、鬱陵島を経て竹島に向かった。韓国政府は、今
回の竹島訪問は韓国政府の招待ではなく、同協会が在日韓国大使館に取材
を申請し、これに対して便宜を図っているだけだとしている。

 

韓国も姑息な手段を使うものだ。竹島を韓国領であるとの既成事実作りの
一環で、韓国に一度入国させてから竹島へと向かわせている。韓国政府が
招待しようがするまいが、竹島への上陸に海洋警察の船舶を使用している
あたりからして、政府の意向と思われても仕方あるまい。このような下ら
ない策を弄してまで、竹島の実効支配を強化する姿勢には我が国も明確な
意志を示さねば、これまで以上に韓国をつけあがらせるだけであろう。何
より腹立たしいのは、参加者の中に日本人記者が混じっていることだ。「
純粋に中立の立場から問題の島を自分の目で見る」ことが目的としている
ようだが・・・

 

自分の目で見たことで、彼等からがどのような記事を書こうとするのかは
勝手だが、あくまで竹島は我が国固有の領土であるとの認識にたった上で
行動をしないことには、国益に大きく反する行為になる。それがわかって
いても、自分の目で見るまではとの記者精神を発揮して竹島に上陸したの
であるなら、むしろ帰国しないで竹島の姿を伝え続けて欲しいものだ。