北朝鮮で発行された独島切手の韓国内販売が開始された。北朝鮮から切手
の独占販売権を委任された香港の業者が18日、北朝鮮の朝鮮切手社が発
行した「独島生態環境」切手シートの販売を統一部が承認したのを受け、
16日から3週間の予約販売を始めたと明らかにした。独島切手シートは
昨年5月に発行されたもの。独島に生息する動植物や独島の風景がデザイ
ンされた9枚がセットになっており、中央に朝鮮半島旗が描かれている。
統一部はこれまで、「商業目的で大規模に北朝鮮の切手を搬入することは
事実上の現金支援となる」として搬入不可の立場を取っていたが、日本の
小泉純一郎首相の靖国神社参拝を前に許可が下りたという。

 

竹島は韓国にとってもはや愛国主義の象徴的存在であるが、北朝鮮との馴
れ合いのような連携がこの北朝鮮発行の切手の販売開始であろう。まった
くもって理解不能な話だ、事実上の現金支援となるとわかっているのであ
るなら何故販売を許可する必要があるのか。北朝鮮を利してまで我が国に
対して竹島朝鮮民族のものであると思い込みたいのか。融和路線をに突
き進む韓国にとって、かつてなら売国的な行為にあたるようなことも平気
で行えるような国になってしまったと言うのなら、それはあまりに悲しい
ことだ。対抗措置で我が国も竹島切手を作れとまでは言わないが、やはり
されるがままでは、竹島問題は風化してしまうだろう。