秋篠宮紀子さまは6日午前8時27分、入院先の東京・南麻布の総合母
子保健センター「愛育病院」で帝王切開手術を受け、男のお子さまを出産
された。お子さまは体重2558グラム、身長48・8センチで、母子と
もに非常にお健やかという。皇室に男子が誕生したのは父親の秋篠宮さま
以来41年ぶりで、皇位継承順位は皇太子さま、秋篠宮さまに次いで第3
位となる。皇太子さまや秋篠宮さまの次世代の継承者を得て、皇室は喜び
に包まれている。午前10時半から記者会見した宮内庁の金沢一郎・皇室
医務主管と主治医の中林正雄・愛育病院院長によると、「部分前置胎盤
による帝王切開手術は予想外の大量出血もなく、術後の経過も順調だった。

 

皇室典範の改正が論議されている中での紀子さまの御懐妊。それによって
拙速な論議のまま皇室典範が改正される可能性があったのを、文字通り封
じ込め御出産まで先送りされたのも記憶に新しい。そして無事にお子さま
が誕生され、皇室にとっても待望の親王殿下が誕生された。我が国が世界
に誇れるものとして、長きに渡り正統性を保ってこられた皇室。残念なが
らメディアの報道はいわゆる「開かれた皇室」の名のもとに、ワイドショ
ーのネタとして皇室を利用する程度であって、開かれたどころではなく貶
められているのが現状である。皇室と国民の間には決して越えることの出
来ない「壁」は必要であろう。メディアは黙って親王殿下の健やかなる成
長を祈っていれば良い。本当におめでたいことだ。