朝日新聞社は、写真記者の記事盗用問題を受け、「ジャーナリスト宣言。」
と題した企業イメージの向上を図る広告キャンペーンを自粛した。社内の
不祥事による広告自粛は同社で初めてという。同社によると、このキャン
ペーンは昨年1月に始まり、テレビ、ラジオでCMを放映したり、新聞、
雑誌、公共交通機関に広告を出したりした。しかし、1月31日に写真記
者が読売新聞の記事を盗用していたことが発覚したため、今月1日夜から
すべてのキャンペーン広告を取りやめた。

 

記事の盗用が発覚していながらさすがに朝日新聞社も「ジャーナリスト宣
言。」などと広告を打っている場合ではないだろう。ライバル紙の記事を
堂々と盗用し、さも自分が書いたかのような顔をしている人間は、ジャー
ナリストなどとは呼べはしない。もともと何をもって朝日新聞が「ジャー
ナリスト宣言。」のキャンペーンを打ち出せる理由があると言うのだろう
か。件の記者は解雇されたようだが、自称クオリティペーパーの名に深く
キズがついてしまったのは間違いなく、信頼の回復に何が出来るのかを今
一度考え直すべきだろう。