慰安婦」問題決議案を主唱しているマイク・ホンダ下院議員は中国系の
反日団体「世界抗日戦争史実維護連合会」を動かす活動家たちから一貫し
献金を受け、日本を糾弾する言動もその団体の活動方針にぴたりと沿っ
た形だという実態が明らかとなった。「世界抗日戦争史実維護連合会」は
公式には1994年に海外華僑、中国系住民によって創設され、本部をカ
リフォルニア州クパナティノにおき50以上の下部組織を持つとされる。

 

ホンダ議員は2006年の下院選挙で個人からの政治献金合計449人、
約37万ドルのうち、中国系からだけで94人、約11万ドルを受け取っ
た。献金全体へのこの比率は人数で21%、金額で30%となる。同議員
の選挙区カリフォルニア第15区は住民の29%がアジア系だが、内訳は
多様で中国系は9%に留まるため中国系からの献金が突出する形となって
いる。これらの事実から我が国への糾弾はやはり中国系の組織的な工作に
よるものと断定して良いだろう。

 

我が国の過去を断罪し続けることで、国際社会における立場を低下させる
ことが目的であろう。さらにあわよくば謝罪まで引き出すことで、我が国
が性奴隷制度を持っていたかのように喧伝するであろう。中国政府は我が
国と「戦略的互助関係」を目指すなどと口にはするが、実態はこの通りな
のだ。中国の組織的な工作が同盟国の米国にまで及び、さらには日系人
議員がそれに協力しているとは何とも皮肉なことである。