米大リーグ、レッドソックスに今季加入した松坂大輔投手が5日、カンザ
スシティーのカウフマン・スタジアムでのロイヤルズ戦に先発で初登板。
7回を6安打1失点と好投し、デビュー戦を勝利で飾った。試合はレッド
ソックスが4−1で勝った。一回、先頭打者に安打され一死一、二塁とな
ったが、投ゴロ併殺打で切り抜けると、調子を上げた。多彩な球種がさえ、
四回は三者連続三振を奪った。六回にデヘススにソロ本塁打され1点を失
ったが、七回にも2三振を奪って、10奪三振で締めくくった。

 

西武ライオンズのエースと言う立場だけでなく、正に我が国を代表するエ
ースとして大リーグした松坂投手。敵地カンザスシティーでの登板も難な
くこなし、初勝利を飾ったことで、大金をはたいたレッドソックスの経営
陣にとってもまずはホッとしたところであろう。むろん大リーグのシーズ
ンは長く、強打者揃いの球団がゴロゴロあり、我が国のプロ野球とはその
点比較にはなるまい。我が国の野球界がプロ・アマ含めてゴタゴタがする
のを海の向こうでも耳にするかもしれないが、強打者揃いの大リーグを打
ち破って欲しいものだ。